CRYENGINEバージョン 5.3以降ではCMakeでCRYENGINE Vをビルドする。
目次
CMakeをインストール
CMake
https://cmake.org/
GitHubからCRYENGINEのソースコードを取得
まず、GitHubからCRYENGINEのソースコードを取得し、任意のフォルダに置く。
https://github.com/CRYTEK/CRYENGINE
「CRYENGINE SDK」のダウンロード
エクスプローラを開き「download_sdks.exe」を実行「CRYENGINE SDK」が自動でダウンロードされる。
CRYENGINE Launcherから「engine」および「gamezero」フォルダをコピーそれらをCRYENGINEにコピー
“MyEngine.CRYENGINE”という名前のファイルを作成
“MyEngine.CRYENGINE”を編集し、以下の内容を入れる。
{
"info": {
"version": "5.5.2",
"name": "MYCRYENGINE 5.5",
"id": "myengine-5.5"
}
}
“cry_cmake.exe”を実行
Visual Studioのバージョンを選択
使用するモジュールを選択
モジュールの詳細は以下のページに書かれている。
https://docs.cryengine.com/display/CEPROG/CMake
モジュールによっては外部のSDKをインストールする必要がある。
AUDIO_*
オーディオモジュール
Wwise使用の場合WwiseのSDKフォルダをSDKs/Audio/Wwiseにコピーする必要あり
PHYSICS_*
物理モジュール
PLUGIN_*
VRサポートなど
RENDERER_*
レンダラーモジュール
OPTION_PROFILE
通常は必要なし。
OPTION_SANDBOX
DebugビルドとProfileビルドでのみビルドできる。リリースビルドではビルドできない。また、FBX SDK(2016.1)が必要
FBX SDK(2016.1)はAutodeskからダウンロードする必要がある。
http://images.autodesk.com/adsk/files/fbx20161_fbxsdk_vs2015_win0.exe
https://www.autodesk.com/developer-network/platform-technologies/fbx-sdk-archives
必要なモジュールなど設定したら「Configure」をクリックし次に「Generate」をクリック。
「Open Preject」で開く。
CRYENGINE\solutions_cmake\win64
CryEngine_CMake_Win64.sln
ビルド設定
ビルド構成”Profile“を選択
ソリューションエクスプローラーから「WindowsLauncher」を「スタートアップ プロジェクトに設定」に設定
ソリューションビルド
できたファイルは、CRYENGINE\bin\win_x64にある。