目次
CryENGINE 3 テクスチャ作成
CryENGINEが効率的にテクスチャをロードするために、
ソーステクスチャ(.tif)を
RC.exeで最適化されたフォーマットに(通常は.dds)コンパイルする
.ddsファイルをリソースコンパイラ(RC.exe)なしに直接作成することは推奨またはサポートされていません。
推奨、サポートされていないだけで一応使える
rc.exeの準備
rc.exeのショートカットを作成し /userdialog=1 /refreshをつける。
Bin32\rc\rc.exe /userdialog=1 /refresh
rc.exeのショートカットに、tifファイルをドラッグアンドドロップ
テクスチャ作成できる。
プレビューウィンドウ
2つの画像は、左が元画像、
右がプリセットを使用して処理された画像のプレビューが表示されます。
イメージのサイズが2のべき乗
(256×256、512×512、1024×1024)になっていない場合は、
プレビューの警告文が表示されます。
プレビュー画像の下には、
ミップマップ、テクスチャフォーマットなど、
さまざまな画像のプロパティを見ることができます。
元の値が左側に表示され、右側の値は、選択したプリセットやカスタム設定です。
マウスナビ
ボタン 説明
マウスホイール ズームイン/アウト
マウスボタンのクリック+移動 テクスチャーを動かす
プリセット
プリセットはプリセットリストファイル(通常はrc_presets_pc.ini)から設定できます。
ドロップダウンリストには、テクスチャに割り当てることができるプリセットが表示されます。
プリセット値を使用するとテクスチャが自動的に右側のプレビューウィンドウに表示されます。
テクスチャのプロパティも更新されます。
テクスチャの種類に応じてプリセットを選択してください。
_lowQで終わるオプションは、少ないメモリ消費で、若干低い品質のテクスチャを生成します。
これらのプリセットは自動的に適切なピクセル形式を選択します。
ピクセル形式を自分で選択したい場合は、プリセットリストから” “を選択してください。
” “ | ||
Diffuse_highQ (デフォルト) | テクスチャに合わせて最適な設定にします RGBテクスチャは DXT1 に、RGB+Alpha は、DXT5 に設定されます。 |
|
Diffuse_lowQ | より低い品質に設定するためにDXT3に設定されます。 | |
DiffuseWithAlphaTest_highQ | ||
Specular_highQ | スペキュラマップ | |
SpecularWithGlossInAlpha_highQ | ||
NormalMap_highQ | ノーマルマップ | |
Uncompressed | 非圧縮 | 非圧縮形式でテクスチャを保存 |
上記のリストは、最も一般的なプリセットの説明です。
bin32/rc/rc.iniで
iniファイルに新しいプリセットを追加することによって、
プリセットを追加することができます。
デフォルトでは、これはrc_presets_pc.iniファイルです。
プレビューオプション
Zoom In & Zoom Out | ズームインとズームアウト | |
Tiled | タイル張り | テクスチャを並べる |
Bi-linear Filter | バイリニアフィルタ | Enables/disables bi-linear filtering. Simulates the appearance of the texture inside the game engine. |
Channel drop-down list | ||
RGB | RGBカラーチャネルを表示します(デフォルトモード) |
Alpha | アルファチャンネルをグレースケールでプレビュー(無ガンマ補正) |
RGB Alpha | RGB+Alphaをプレビュー(無ガンマ補正) |
Debug Normals | ノーマルマップをデバッグします。 The brighter a pixel, the better normal. Blue indicates very short normals, red impossible normals (>1). |
RGB*A (HDR) | RGB multiplied with Alpha, useful to get cheap HDR textures |
Alpha Test | Shows the Alpha Channel visualized with an AlphaTest of 0.5 |
mCIE2RGB | mCIE to RGB conversion (for internal tests) |
RGB Bump2Normal
Resolution
AlphaUsedAsBump
MIP Control
Generate Output
Generate Outputボタンを押すと、
ダイアログボックスを閉じずにフォーマット変換することができます。
変更を加えるたびに、開く必要がないので
圧縮の設定をテストするのに便利です。