CRYENGINE Sandbox Editorのインターフェースは基本的に次のようなレイアウトです。
メインとなるPerspective Viewportは、エンジンによってレンダリングされた実際のゲームシーンを表示しています。
インターフェイス上の各要素は、切り離すことができ、セカンドモニターに配置したり、各要素の位置を変えたりすることで好みのレイアウトにすることができ、より効果的なワークフローを確保できます。
目次
メニュー
すべてのパネルの右上隅にあるアイコンはメニューで、クリックすると、Sandboxのメインのメニューバーにもあるサブメニューの一部が表示されます。
検索 (Ctrl+Alt+F)
探しているツールやアクションを見つけやすくするために、インターフェースの右上隅にメニュー検索があります。
Viewport
CRYENGINEでは、5種類のViewportを同時に開くことができます。
Perspective Viewport
Objectの配置、地形の編集、Editor内でテストプレイなど大部分は実際のゲームシーンが表示されているPerspective Viewport内で行われます。
Front Viewport
バウンディングボックスとラインベースのHelperで構成されたLevelの正面が表示されます。地形のジオメトリは表示されません。
Left Viewport
バウンディングボックスとラインベースのHelperで構成されたLevelの真横(右側)が表示されます。地形のジオメトリは表示されません。
Map Viewport
Helper、地形、Texture情報を含むLevelのMapを表示します。
Top Viewport
バウンディングボックスとラインベースのHelperで構成されたLevelの上が表示されます。地形のジオメトリは表示されません。
Helper
Helperは、Viewport内のObjectに関する追加情報を表示しています。physics proxies、他のObjectとのリンク、アイコン、Objectの名前など
Viewportの右上隅には、Helperに関連する2つのボタンがあります。1つ目は、表示するHelperを選択でき、2つ目は、選択したHelperのON/OFFを切り替えです。Ctrl + HでHelperを切り替えることもできます。
通常、選択したHelperは、アクティブなViewportのみ表示されますが、*が付いたHelperは、グローバルHelperで、このHelperをアクティブにすると、作成したすべてのPerspective Viewportに表示されます。ただし、アクティブなPerspective Viewportのみが更新されるので、他のPerspective Viewportに表示する場合それらのViewportを一度クリックしてアクティブにする必要があります。
スペースバーを押したままにするとHelperラベルが表示され、Objectを簡単に選択できます。
Viewportの最大化
キーボードのF11キーを押すことで現在のサイズとフルスクリーンビューを切り替えることができます 。
Sandboxのレイアウト リセット
Sandboxのレイアウトをデフォルト設定にリセットする必要がある場合は、[ Layout ] -> [ Reset Layout ]を選択します。