CRYENGINE 5.4の概要

このメジャーアップデートでは、グラフィックスAPI「Vulkan(ヴァルカン)」のサポート、.sbsarを使用したプロシージャルテクスチャ、地形システムのアップグレードなど大きな更新があります。
このメジャーアップデートはコミュニティからのフィードバックを受けリリースされました。

目次

リリースハイライト

.cryprojectファイルの右クリックメニューからパッケージのビルド(Package Build)出来るようになりました。


今までありませんでした。パッケージのビルドが手軽になりました。

Substance Integration

.sbsarファイルを使用したプロシージャルテクスチャが使用出来るようになりました。
https://www.borndigital.co.jp/software/1000.html

.sbsarファイルのダウンロード
https://share.allegorithmic.com/libraries?by_category_id=21

.sbsarの作成ツールなどの情報

Substance Designer 6 | Steam
http://store.steampowered.com/app/449380/Substance_Designer_6/

Substance Designer [Allegorithmic] | ボーンデジタル
https://www.borndigital.co.jp/software/1000.html

Substance Designerでテクスチャを作ってみる。 | ヘキサ日記
http://hexadrive.jp/hexablog/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/14656/

そもそも何ができるの? | Substance Designer wiki
http://seesaawiki.jp/sampledesigner/d/%A4%BD%A4%E2%A4%BD%A4%E2%B2%BF%A4%AC%A4%C7%A4%AD%A4%EB%A4%CE%A1%A9

SUBSTANCE SHARE (.sbsarの配信コミニティサイト)
https://share.allegorithmic.com/
https://share.allegorithmic.com/libraries?by_category_id=21

Substance勉強中 | ヘキサ日記
http://hexadrive.jp/hexablog/%E3%81%84%E3%81%84%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E9%81%93/11247/

Substanceコミュニティーサイト「Substance Share」オープン | borndigital
https://www.borndigital.co.jp/software/news/4131.html

地形システムのアップグレード

長年にわたり、最もアップグレードを要望されていた3Dエンジン、具体的には、地形システムをアップグレード。
別々のオブジェクトを地形メッシュにブレンドして統合出来るようになりました。

グラフィックスAPIのVulkan(ヴァルカン)のサポート

Vulkan(ヴァルカン)は、クロスプラットフォームのグラフィックスAPI。
Androidのサポートを目指しています。
5.4ではVulkanレンダラのベータ版が実装されています。
Vulkan(ヴァルカン)の情報

新世代の低オーバーヘッドなグラフィックスAPI「Vulkan」,ついに正式始動 | 4gamer.net
http://www.4gamer.net/games/293/G029343/20160217055/

エンティティコンポーネント

Unity みたいになった?
CRYENGINEの長年の問題を解決する?

Asset システム更新

UE4みたいになった?

Extended Detail Bending (Robinson Tech)

植生のためにより正確な植生シェーダ

C# テンプレート

次のテンプレートを追加
C# Plugin
C# Blank
C# Rolling Ball
C# 3rd person

Photoshop Ultimate Texture Saver

テクスチャアーティスト向けのPhotoshopの拡張機能

Particle Presets

パーティクルのプリセットライブラリ

Anti-Aliasing

新しいアンチエイリアシング技術を導入

エディタのソースコード(プレビューリリースには含まれません)

5.4のフルリリースでは、サンドボックスエディタのソースコードが、公開予定です。独自のカスタムツールやソフトのためにサンドボックスエディタを拡張することができるようになります。

日本語化が出来るかも?

5.4のフルリリース時点で、サンドボックスエディタのソースコードは、まだ公開されていません。

cryengine.comのニュース
Community Update: Sandbox Source Code & CRYENGINE Documentation
https://www.cryengine.com/news/community-update-sandbox-source-code-cryengine-documentation

CRYENGINE 5.4 Major Release
https://www.cryengine.com/news/cryengine-54-major-release

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  1. ピンバック: CRYENGINEの歴史を簡単に解説 | めものーとあるふぁ

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