CRYENGINE 5.3リリース
CRYENGINE 5の最新メジャーアップデートが2016年12月15日(現地時間)にリリースされました。
このメジャーアップデートで、Schematycと呼ばれる新しいビジュアルスクリプト言語が追加されました。事前に定義されたノードを使用してゲームプレイシステムを作成することができるそうです。また、NVIDIAのPhysX(物理演算に特化したSDKライブラリ)、サンドボックスエディタの大幅な改良、新しいAsset システムとAsset ブラウザの提供もありました。
目次
CRYENGINE 5.3のリリースのハイライト
・schematyc(ベータリリース)
schematycは、CRYENGINE内のゲームプレイシステムを構築する方法を変更することを目的としたノードベースのビジュアルスクリプティング言語。
経験豊かなC ++プログラマは希少なため、小さなインディチームなどでは有用です。
*限られた機能とノードのベータリリースです。
・Sandbox Editor
インターフェイスの変更
高DPI
詳しく
http://docs.cryengine.com/pages/viewpage.action?pageId=26218070
・エンティティシステムの内部構造を改善(リファクタリング)
将来性とゲームオブジェクトのロジックを拡張するために、エンティティシステムの内部構造の改善中。
・C#の改善(リファクタリング)
・PhysX
NVIDIAのPhysX
今までゲームを構築する際に使用していた独自のCryPhysicsの代替としてNVIDIAのPhysXを提供 。
PhysX は最も人気のある物理演算SDKライブラリ
・新しいAsset システム (ベータリリース)
詳しく
http://docs.cryengine.com/display/CEMANUAL/Asset+Browser
・FBXインポートの改善
・F-Keyのワークフロー
F1 – ヘルプ/ドキュメント
F2 – アセットブラウザ(トグル)
とか
・高DPIモニターのサポート
高DPIモニター(例えば4Kの画面)ユーザーのためにエディタ内のテキストが、快適で効率的にするためのサポートを追加。
・ユーザーの分析
・Universal Query System (ベータリリース)
・CRYENGINE 5.3.0リリースノート
http://docs.cryengine.com/display/SDKDOC1/CRYENGINE+5.3.0
ベータリリース、内部構造の改修が多く、今後のための下準備の印象です。
情報元
CRYENGINE 5.3 is now available for download
https://www.cryengine.com/news/cryengine-53-is-now-available-for-download
大まかな翻訳、意訳のため正確性に欠けていたり間違っている場合があります。
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