CRYENGINE V 作成したゲームの配布に必要な最低限のファイル
CRYENGINE 5.4以降から、ゲームの配布に必要なファイルは.cryprojectファイルの右クリックメニューから Package Build で集まります。
CRYENGINE 5.6の”GameLauncher.exe”は壊れているためゲームの起動ができません。CRYENGINE 5.6を自分で修正し、ビルドしてください。
ファイル構成
基本的に必要な最低限のファイルは3つのフォルダ以下のファイルと.cfgファイルです。
先にエディターでExport to Engineなどをする。
Assetsフォルダ
Assetsフォルダ内のフォルダ、ファイルは「Levels」フォルダ以外は「7zip」などでzip形式でまとめることが出来る。まとめた後は、.zipから.pakに変更
binフォルダ
CRYENGINEをビルドし出来たファイルもしくは、「CRYENGINE_Launcher\Crytek\CRYENGINE_x.x\bin\win_x64」にあるファイルをbinフォルダにコピー。
その後「GameLauncher.exe」からゲームを起動し、binフォルダ内の全てのフォルダ、ファイルを削除します。「ファイルは開かれているため、操作を完了できません」が出たファイルはスキップします。これで、不要なフォルダ、ファイルは削除できます。
bin\GameSDK.exeまたはGameLauncher.exe
Launcherなど起動用のexeファイル。(ファイル名は変えられます。)
engineフォルダ
engineフォルダにあるファイル
system.cfg (project.cfg)
起動時の設定などはここに書きます。
cryplugin.csv
不明。調査中。プラグイン関連?
以下のリストは古いので現在は違う可能性があります。
フォルダ | ファイル | コメント |
bin\win_x64_release | CryXXX.dll GameXXX.exe *.dll |
コードからコンパイルしたファイルと
ランチャー(例えばGameSDK.exe )
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bin\win_x64_dedicated_release | CryXX.dll GameSDK_Server.exe msvcp110.dll msvcr110.dll
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オンライン向けファイル
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Engine | Engine.pak Shaders.pak ShadersBin.pak ShaderCache.pak ShaderCacheStartup.pak |
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GameSDK (または、 sys_game_folder で指定したフォルダ) |
game.cfg PAKファイル: Animations.pak GameData.pak GeomCaches.pak Objects*.pak Scripts.pak Sounds.pak Textures*.pak Videos.pak |
Assetフォルダ |
GameSDK/Levels (または、 sys_game_folder で指定したフォルダ) |
各レベルのフォルダ
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Localization | <Language>.pak <Language>_xml.pak |
プロジェクトでサポートする言語。Japanese.pakとか。
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<root> |
project.cfg (system.cfg)
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sys_game_folder指定など、ここに記載されている。 |
Guide to releasing EaaS-based projects (3.8.6)
http://docs.cryengine.com/pages/viewpage.action?pageId=21890874